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The Pearl
Eg
発売日:1987-02-02
 

 

 サースデイ・アフタヌーン



 

 

はっきりいって、この人は天才です。努力ではこの境地に到達できません。
驚異的な演奏テクニックがあるとかではないのですが(本人もインタビューで、”難しいフレーズは(機械の力を借りるなどしてー)完成させればよい”といってたりしますが)、「音場」を創り出す手腕は随一無比です。(昔から「音の魔術師」と呼ばれています)

自分は長年の間、精神世界に関わってきたので、いわゆるメディテーションミュージックと言われるものはいろいろ聞きましたが、シンセサイザーの和音を適当に鳴らしている作品も多い中、彼の作品は、真に(意識状態を変える、静謐に導くなどという点でー)メディテーションミュージックと呼べるものだと思います。(まあ、”メディテーションミュージック”という呼び名ももおかしいところがあるのですが、ほかに呼び名が見当たらないので、、、)

まず、聴いていると目に来ます。
変な言い方になるのですが、視界がクリアになると言うか、「いま、ここ」に引き戻されると言うか、意識が「醒めて」きて、まわりの世界がクリアになります。(どっかのチャクラに影響するんですかね~)
本人は、別に宗教的な事柄とかには興味なさそうなので、意図してやっているわけではないと思うのですが、本当に不思議です。

しかし、彼の音楽的なテリトリーは非常に広く、デビッド・ボウイーや、U2のプロデュースをしたり、ROCKやPOPSというジャンルに属するアルバムも多数リリースしているので、上記したような「静かなアンビエント」作品は、数が限定されてきます。
本人の弁によると、あるとき、骨折して入院中に、友人がプレゼントに持ってきたレコードを聴いていたところ、オーディオ装置の故障でスピーカーがうまく鳴らず、面倒なのでそのまま聴いていたところ、その小音量の音楽と、周囲の環境音がうまく溶け合って、非常に美しかった、というのがきっかけで、「アンビエントミュージック」と呼ばれる、一連の静かな作品を作り出したそうです。

The Pearl」(写真上)は、そんな彼のアンビエントミュージックの中でも最高傑作のひとつだと思います。これは、ピアニストのハロルド・バッドとの共作で(他にも彼とのコラボレーション作品がいくつかあります)、ハロルド・バッドのピアノを前面にフィーチャーし、それにイーノが音を付け足したり、エフェクトをかけたりして、音場を創り出している作品です。
気がつくと異次元の静かな空間に置き去りにされている、、、そんなサウンドです。

「サースデイ・アフタヌーン」(写真下)は、1984年にビデオ・カルチャー・カナダの、ノン・ナレイティブ・ビデオ部門でグランプリを獲得した、同名のビデオ作品の音楽で、一曲60分(!)という大作です。(つまり、CD一枚が一曲ということですな)
ピアノのフレーズを主体とした作品で、60分のうち、あるのは微妙な変化のみなのですが、それがまた、押し付けがましくなく、静かな空間を創り出してくれます。
小音量で流しながら、読書や、ふつふつとまどろむ、などにもってこいです。(こういう使い方はイーノの意図するところでもあるんでしょうね)

彼は、音楽だけでなく、現代美術にも造詣が深く、そちらのアーティストとも親交があるようですが、そういう独特のスタンスが、こういう「不思議ミュージック」を作るセンスの源になっているんでしょう。

ー上記記事は、過去の記事を編集の上、掲載しています。ー

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仰るとおり
ああイーノ、なるほどイーノ。アンビエントも素晴らしいけど、昔のボーカル曲もなかなか。Spider and I, St. Elmo's Fire, Taking Tiger Mountain...。ああイーノ、こんなにイーノ。
rs.0501 2008/08/16(Sat)03:16:06 編集
Re,仰るとおり
rs.0501 様、コメントありがとうございます。
ボーカル曲っていうのはあんまり聴いたことなかったですな~。
デヴィッド・バーンとのコラボ物をちょっと聴いたことがあるくらいです。
今度機会があれば聞いてみます。

文体から察するに、あなたもイーノフリークなのね、、、。
管理人たる 2008/08/18(Mon)09:35:14 編集
Re,仰るとおり
>文体から察するに、あなたもイーノフリークなのね、、、。

うわ~、ばれちゃった!

イーノでも選んで聴くけれど、高校時代にAnother Green Worldを聴いてから、イーノは結構いつでも身近にある感じです。
rs.0501 2008/08/19(Tue)04:26:08 編集
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プロフィール
・名前 Bodhi Taru
・生年月日 1961/11/15
・種別 地球人、人間種、男性


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・1973年 ギターに出会う。
・1979年 嶋本昭三さんに出会う。モダン・アート三昧。
・1982年 インドに出会う。放浪開始。
・1986年 ネパールでoshoラジニーシに出会う。
・1989年~1991年 オランダ、アムステルダム市在住。Reggae三昧
・1992年 インドのラクノウでプンジャジに出会う。
・1994年 ジャマイカのキングストンでアール・チナ・スミスと出会う。
・1998年 レイキ・マスターとなる。
・2002年 インドのホワイトフィールドでサイババに出会う。
・2010年 ディクシャ・ギバーとなる。

いろんな物や人、場所に出会って感謝
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